私は毎晩お酒を飲む40代だ、家飲みでもお酒を飲み過ぎる40代なのだ。
アル中でないと自分を信じているが、アルコールに依存した生活をしている。そして飲んでいるハズのお酒にいつの間にか飲みこまれている…。今日ここに、禁酒を思い立ち、覚悟と決意の宣言をしたいと思う!【禁酒宣言】
まずは、私のお酒との付き合いと失敗談、つい数年前までの私の考えをここにまとめる。
お酒こそが人生だと思っていた。お酒無しの人生はつまらない、禁酒なんてありえないと思っていた。
私はつい数年前までは、こんな風に思っていました。
お酒がない人生はありえないし、お酒の無い人生などつまらない、生きている意味が無いと。
その理由は以下です。
お酒を飲んだときだけ本当の自分を解き放て自由に素直に面白おかしく生きられると思った
私はサラリーマンです。社会人です。色々縛られながら、我慢もしながら気を使いながら窮屈に生きています。社会生活をするうえで私を縛っているのは、社会との人間関係と自分自身のプライドだと思っています。
- 会社で上司だけでなく同僚・部下にも気を使っている
- かわいいと思う女性に「かわいい」と素直に伝えられない
- 自分がどう見られているか気になりみんなに合わせて行動する、楽しくない
- 意味のない・つまらない会社程度のことで緊張する(人生において会社の存在など本来はいかほどなのだろうか)
とかとか(笑)。一体何なんでしょうかね?この現象は。
これじゃ全く個性も思いもない生き方じゃないですか。そんな時に、お酒に出会い、お酒を飲んでいる時だけ自分を解き放て、素直に正直に楽しく生きれたんです。
素直に人に話すというのは、つまらない喧嘩や文句や愚痴を言いたいわけではありません。楽しく生きるための素直さを手に入れたわけです。これは、「酔っ払っているから」というみんなの寛大な認識に甘えている部分も当然あります(お笑いで言う笑ってもらえる雰囲気の場)。私にとってお酒の社会は、そんな居心地良い環境であり良いツールでだったわけです。
なのでお酒を飲まない人は自分をさらけ出せる場がなくてかわいそうな人だと思っていた
逆にと、私がお酒の力を使って自分を自由に楽しく解き放てたので、お酒を飲めない人は「かわいそうだな」と思っていました。
私がお酒を飲めなかったら、やはり今まで通りの窮屈な世界で、毎日些細だけど我慢しながら普通の生活していかなければならないと思うからです。楽しくない、吹っ切れられない、まじめな日常。
そんな日常しかないなんて、耐えられないと。頑張ってまじめに働いているんだから、時々羽目を外す機会があっても良いのではないかと。
特に「自分をさらけ出したいと思わない」「さらけ出す必要はない」人もいるかもしれませんね。
でも今までお酒の力を借りて生きていたんですよね?(まあそれでも害が無ければ良いツール)
30代まではお酒をツールとして、お酒を使って生きてきました。そういう使えるものは何でも使う生き方ももアリだと思っています。
しかし、私はお酒を飲んでいたつもりが、だんだん何もかもエスカレートし、今ではお酒にのまれ出してきたことを感じだしたのです。
絶対にNo! アルコール依存症|お酒おつきあい読本 | 宝酒造株式会社
この
お酒=世渡りツール
論では、家飲みの理由にはなりませんよね。人間付き合いのためのツールなので。家飲みに発展してしまった理由と、私にとって飲酒の弊害かもしれないと思うことは、記事の後半に書きました。
私とお酒との付き合いの歩み・経歴・失敗談。禁酒を思うまでの経緯
まずは簡単に私の年代とお酒との付き合いをまとめます。
私は、元々お酒が飲めないタイプで、今でも人間ドックで検査したらお酒が弱いタイプでした。
でも、お酒が好きになり、今では悪習慣になっているように思えます。
- 20代前半。
お酒はほぼ飲めない。合コンでも顔が赤くなるのでカッコ悪い(男らしくなく)と思いモテたくて飲まなかった。 - 20代後半~30代前半。
サラリーマンになり、飲み会や合コンの楽しさも知りだした。お酒に弱い自分も受け入れつつお酒と酔い付き合いが出来ていた時期だと思う。お酒は飲み会でしか飲まなく家ではほとんど飲まない。 - 30代後半。
離婚し、サラリーマンもうまく行かず、今までと異なり人生一度きりだしパーッと楽しみたいと思いなおした。キャバクラも男女の遊びもこの時期に知り、羽目を外した。毎晩お酒をのみ、家でもお酒を飲むようになった。
翌日の会社に顔を赤くして行くこともざら。 - 30代後半事件。
朝帰りや、帰ろうとして全然違うところに気づいたらたどり着いていたり、酔っ払って道端で寝ることも多々。出会った子やキャバ嬢には、だいたいとりあえず告白するようになる、相手がタイプではない女性でも。
- 30代後半事件。
平日、朝までキャバ嬢とお酒を飲み、朝帰り。会社があったが朝一に体調不良の連絡をし、会社のみんなが出勤している中、逆走して帰る。そして出勤途中の会社重役にキャバ嬢と酔っ払いながら帰っているのを見つかる。 - 30代後半事件。
仕事で大きな仕事を新規受注し、昼飯中に軽く祝い酒。私だけお酒に弱く、上司に顔を赤さを気にされながらも頑張って午後も勤務。 - 30代後半事件。
長期休暇前夜に、知らない酔っ払いとお酒を飲む。知らない人が知らない人をさらに呼び、非常に楽しい夜の宴会になった。最終的に気が付いたら、携帯以外何もかも無くし、街中で寝ていた。携帯で会社の先輩を呼び出し、救出してもらう。紛失届のため警察にも連れてかれたが、酔いから警察に楽しく絡む。
翌日、荷物が見つかり(優しい地元)、お祝い&この出来事をつまみに再び飲み屋で飲む。 - 30代後半事件。
年末年始と言った飲み屋が休みの時に一人で家飲みをし、一人でゲロを履くほど飲むようになる。 - 30代後半事件。
ついに急性アルコール中毒になり、救急車で運ばれたらしい。
さらに運ばれた病院でアナフィラキシーショックを起こし、意識がもうろうと死にかけるも、生き返った。人生にラッキーさを感じる。 - 40代前半。
再婚し少し落ち着く。毎晩家ではお酒を飲み、家にお酒を切らすことは絶対なく、「お酒は辞められない」「私の人生そのものだ」と思っていたが、体力的に衰えを感じる。寝酒です。
ただ、夜中に目を覚ましてそこから再びお酒を飲みだすと、眠れず、気持ち悪くなるまで飲み朝になり、後悔することが多々(翌日、当然仕事)。
人間ドックで、γGTも指摘されることもあり、かわいい女性の管理栄養士から休肝日やアルコールの量の控えを勧められ、まんざらでもなかったが、やっぱり毎晩のアルコールを控えるのは難しい状態。
そうは言っても(笑)、30代後半で人生の何たるかや楽しみ方や生き方を学んだ気がします。波乱だけでなく大切なターニングポイントではありました。
そんな私が禁酒を思い立った理由
最近は、お酒による楽しさや気持ちよさより、悪習慣であることと飲み過ぎて気持ち悪さ多く感じるようになっている。そして、逆流性食道炎やその他にも体でどんどん失う当然だった体や健康が出始めている、、、
お酒を辞めたら、この
- 逆流性食道炎や
- 肌の張りや
- 髪の毛の薄毛や
- メタボ(ダイエット)や、
少しでも失うものが改善される可能性があるなら、私はアル中じゃないわけだし、禁酒をしてみようと今日、思い立ったわけです!
今日から禁酒します!(実は昨日禁酒をはじめ既に一日禁酒出来ています)
※ただし、家飲みのみの禁酒とします。【自宅禁酒】
このコロナ禍で、サラリーマンとして飲み屋に飲みに行く機会も減り、私の禁酒については追い風・チャンスだと思っています!
(この記事を書いている今でもお酒が飲みたいですけど、、、記事を書きながらお酒と自分を見つめなおしています)
【考察】なんで私が家飲みを始めたのか?
今の私にとっては、20代の頃のお酒の飲み方・付き合い方が理想です。
なぜ、家でお酒を飲みだし、ここまでの依存や悪習慣になってしまったのか?家でお酒を毎日飲んでいた理由を見つめなおしてみたい。
- 勢いをつけるため(休日、飲みに出かける前ににエンジンをかける)
- 自主練(お酒に強くなるためのトレーニング)
- リセットスイッチ(サラリーマン日常の疲れを取り、生活にテンションを上げる)
- 寝酒(いつの間にかぐっすり眠るため)
私のお酒を飲む理由は、上記です。1番と2番はもう不要ですね。4番も無くても結局疲れ果てて寝るので良いですね。問題は、3番ですね。
若い頃は、
シブくてカッコイイ大人の男=バーで静かにウィスキーをロックで飲む
をイメージしていたので、顔が赤くなってしまってはイメージが崩れてしまうため、家でまじめにお酒の自主練をしていました。モテたい一心でまじめです(笑)。
お酒の話には、少なくとも男女の話も絡んできます。男と女の遊びのツールでもありました。40代になり最近は、こんなロマンス機会もめっきりゼロなので(良いか・悪いかは置いておいて)、お酒と言うツールも不要なのではないかとも思います。少なくとも、もう自主練は不要な年齢ですねorz
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