悲しい話です、また謎を残した教訓的な話なのですが、
イモリはやっぱり脱走の名人
だということは間違いなく理解できた経験でした。
ことのてんまつを話したいと思います。
【事情】夏に旅行で一日家を空けることになった
夏に一泊二日の旅行をすることになり、家にイモリを留守番させなければならない事情ができました。
まだイモリを飼育し始めたばかりですが、
イモリは高温に弱い
ということは調べていました。
夏場のエアコン無しの密室では、水温が30度近くなってしまうだろうことが予想されました・・・。
【判断】イモリを小さい蓋付きの水槽で留守番させるべきか、大きいほとんど蓋がされている水槽で留守番させるべきか
問題は、
- 小さい虫かご(高温になりやすい)に蓋付きでイモリを入れておくか
- 大きい水槽(大きい分、水温変化は小さい)にほぼ蓋付きでイモリを引っ越すか
でした。
大きい水槽は、蓋に隙間があると言っても、基本は5mmくらいの隙間で、魚が飛び出さないような蓋になっています。
更にいうと、水槽の水も半分くらいしかないし、いくらイモリが脱走の名人だといっても、
流石に大丈夫だろう
と思ったわけです。
そして、大きな水槽にイモリを移動させたんです。
【結果】旅行から帰ってきたら玄関でイモリが干からびていた
旅行から帰ってきたら、心配していたことが現実になっていました・・・。
イモリがまさかあの難関の水槽を脱走していたんです。
そして、玄関の真ん中で干からびていたんです・・・。
乾燥してカラカラに・・・。
3匹いたイモリの2匹が脱走していて、もう一匹は、下駄箱の裏の隅でホコリまみれになっていました。
やっぱり、カラカラのカリカリでした(-.-;)
【謎】干からびた乾燥イモリを近所のドブ川に流したのだが
そして、イモリが死んでしまったと思った私は、カラカラのカリカリに乾燥してしまったイモリを
近くのドブ川に流してしまいました。死んでしまったので、自然に返したつもりでした。
その数時間後、そのドブ川を見たときに、
まるで生き返ったようにふっくりしたもとに戻ったようなイモリの姿があったんです。
こういうのは不謹慎な言い方かもしれませんが、
まるで、カラカラのカップラーメンが、お湯を入れることによりラーメンになるように。
でも、動いてはいなかったですし、死んだと思い込んでいたので、不思議なこともあるんだなと思います。
でも、実はカラカラのカリカリに乾燥していたイモリから生き返ることがあることがあると、インターネットで調べて知りました。驚きの生命力です。
それを知ったときには、
時すでに遅し
ドブ川にはもうイモリの姿はありませんでした。
次回は、こういうことはないようにイモリの脱走には完全に気をつけ対策しますが、
万が一カピカピになったイモリを再び見かけても、生き返る可能性を信じて水槽に戻してみようと思います。
【追伸】蓋付きのプラスチックケースでイモリを飼育
今現在は、プラスチックの虫かごのようなケースで、アカハライモリを飼育しています。
アカハライモリを観察していますと、アカハライモリの大きさくらいの高さ分は壁を登れますね・・・。
でも、流石に虫かごの覗き蓋が空いていても脱走はできないようです。ケースに反し(かえし)がついていればイモリの脱走を防げるように思われます。
私は下の画像のように、プラケースの真ん中の透明蓋は、半空き状態ですが、イモリの飼育が出来ています。
コメント