9月末にマイホーム(家)の外のそこら中に、緑色の毛虫が転がっていました。
そこらじゅうと言うのは、玄関もそうですし、ウッドデッキもそうでし、マイホームの壁にもこの緑の毛虫が張り付いていました。
さらには、二階の窓にもこの緑の毛虫が張り付いていました・・・(移動してきたのかと思うと恐ろしい)。
この蛍光色の緑の小さい毛虫の正体は電気虫(イラガ)
この蛍光色の緑の小さい毛虫は「子供の頃に刺された電気虫に似ているな」と思い、調べたところ、正体はやはり電気虫でした。
さらに、この電気虫と呼ばれている毛虫の正体は、「イラガ」という蛾の幼虫だったんですね。正式名称は名前は初めて知りました。
今回我が家で大量発生した電気虫は「ヒロヘリアオイラガ」というアオイラガの一種でした。
イラガの幼虫が電気虫と呼ばれる理由。緑の毛虫に刺されると危険
イラガの幼虫は、毒を持っていて、刺されると電気が走るような痛みでかなり痛いというところから電気虫と呼ばれています。
俺は、子供の頃にセミを取りに行って、この緑の毛虫に刺されるまで、電気虫と言う言葉を知りませんでしたが、この時、全身にこの電気虫に刺されるという痛い目にあり「電気虫」と言う言葉を深く心に刻み込むことになりました、、、
木に張り付いた貝のような繭の抜け殻はこのイラガの繭
今まで気になっていたのですが、ようやく謎が解けました。
我が家に唯一一本ある木なのですが、この木に貝殻のような謎の気持ち悪い繭と穴がよくあったんです。これがイラガの繭だったんですね。
イラガの一生
- 葉の裏に20~30個卵が産みつけられます(夏)
- 卵から孵化した幼虫が緑の毛虫です(夏~秋)
- 成熟した幼虫は木に繭を作ります。(秋。冬を繭の中で越す)
- 繭からイラガの成虫が羽化して出てきます(春~夏)
ということで電気虫は、夏から秋に発生します。一度に20~30匹は孵化するので、電気虫はあんなに大量に我が家に発生していたんですね。
それにしても、電気虫の行動力と言うか移動力には正直驚きました。
今回見かけた電気虫は箒ではらい、どこかにやりましたが、毎年電気虫が発生するようでしたら何かしら駆除ないし対策を練らないとです。
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