理論上のメダカの卵からの成長速度・成長過程は、
- 卵から孵化するまで、だいたい10日前後
- 5日 5mm 針子(5mm~10mm) ※生まれてから2,3週間までが特に注意が必要な時期
- 20日 10mm 幼魚(10mm~15mm)
- 50日 20mm 若魚(15mm~20mm 産卵直前のサイズ)
- 120日 30mm 成魚
と聞いていますが、実際と比較するために育成・成長記録を付けていきたいと思います。
- メダカの卵を発見した(親メダカが産卵)
- ホテイアオイから針子が誕生していることを発見
- 2週間後、針子サイズのまま
- 3週間後、針子の成長スピードが遅い(水温が下がってきたから?)
- 【室内飼育プラケース】水温上昇のため昼間に2日屋外日向においた結果、グリーンウォーター化かした
- 4週間弱 よーく見ると針子が2匹星になっていた
- なかなか冬場で孵化しなかった卵が3匹孵化した
- まさかの水温18度の室内飼育でクロメダカが産卵
- 5週間後(1ヶ月後以上)針子は1センチ弱に成長
- 【参考】室内飼育と屋外飼育を比べてみた結果(孵化から四か月後)
- 孵化してから11週間(3ヶ月弱)経過 室内メダカは1.5センチ程度になった
- まとめ
- 飼育ケースを綺麗にリセットしてみた
メダカの卵を発見した(親メダカが産卵)
飼育環境としましては、
発泡スチロールの屋外飼育(ビオトープ)で、メダカが産卵しました。
そのビオトープにはホテイアオイを入れていました。
10/4
ビオトープのメダカが産卵していることを発見した。
上の写真では見えずらいですけど、メダカを上から見て、よーく観察すると、上からでも「あれ?卵付いていない?」って気が付きます。
ここから毎日のように数日間(一週間くらい)メダカは産卵し続けました。
初めはメダカの卵を拾って、育成メッシュで親メダカと一緒にビオトープで育てようと考えましたが、
その以前からメダカが卵を産んでいる可能性を考慮し、親メダカを別の屋外ビオトープに移動させることにしました。
親メダカを別の屋外ビオトープに移動させても、さらに卵を産んでいました。
しかし、そちらの卵は諦めました。生んでいたけど回収をせずに、たぶん食べれてしまったと思います。
あと、数日したら気温が下がり、メダカは産卵がストップしました(10月)
ホテイアオイから針子が誕生していることを発見
10/9
ビオトープ内に針子が誕生していました。
たぶん、この後、一週間二週間くらいは針子が、誕生しつづけていたと思われます。
- 卵が生れた日の差や
- ホテイアオイの水草の影による水温差で。
針子は生まれてから3日間は、お腹に栄養を持っている(ヨークサック)ため、餌やりは不要と聞きました。
3日後も、ビオトープが青水かされているので「エサやりはふようかな?」とも思いましたが、針子用の餌を購入してきて、一日一回か二回餌をあげました。
餌を食べている様子はそれほどありませんでした。
2週間後、針子サイズのまま
10/23
- 育成ネットのの中の針子と
- 育成ネットの外の針子
の2種類で飼育してみていました。
育成ネットの中の針子は、散らばりどの針子がどの針子かわからなくならない数匹にして、成長サイズ変化を観察しました。
何とか魔の二週間を生き残りましたが、まだ5mmほどでした。
ビオトープの水替えはしていなく、多少の足し水だけでした。
(親メダカの飼育時も同様でしたので、実績ありでした)
3週間後、針子の成長スピードが遅い(水温が下がってきたから?)
3週間後(21日経過)、針子のサイズは2週間時とほとんど変わらず毛が生えた程度でした。
10mmまでは到達しておらず、もしかしたら水温が低いから運動量や餌の食いつきが悪いのではないか?と考え、
水温計を購入し、水温変化について調べました。
あと、上の写真のようにビニールハウスかして水温を高める検討をしました。
水温計でビニールハウス化をの水温を測ってみましたが、ほとんど水温は変わらず、
この作戦は失敗でした。
そこで、半分をプラケースで室内飼育(晴れている午前中・昼間は屋外にだし、日が陰ってきたら室内にもっていく)することにしました。
実は、後発で室内飼育のメダカが産卵(10/18~10/23)し、その卵も孵化させたかったんですが、なかなか孵化しない事情もありまして、
分割し、室内で水温高めの飼育も始めてみました。
結果、11/3に孵化しました。孵化に2週間ほどかかりました。
針子の、ケースからケースへの移動はGEXのスポイドを使いました。
【室内飼育プラケース】水温上昇のため昼間に2日屋外日向においた結果、グリーンウォーター化かした
11/3
元々プラケースの飼育水は、グリーンウォーターに近い発泡スチロールのビオトープの水を入れていたんですが、
当初は薄かったグリーンウォーターが、たった2日で綺麗な緑茶色になりました。
私は、針子のためにグリーンウォーターを専用機(ペットボトル)で作っていますが、その作っていたグリーンウォーターよりも見事なグリーンウォーターになりました。
これ以上のグリーンウォーター化は、危険かなと思ったりしています。(またしばらく室内飼育にしようかと)
3週間経っても針子はあまり成長していないように思えていましたが、
上の写真のように孵化したばかりの針子と比べると、2倍以上の大きさでがっしり成長していることがわかりました。
4週間弱 よーく見ると針子が2匹星になっていた
11/4
屋外飼育ビオトープ側の育成ネットで観察していた針子ですが、
数が少ないと思い、よーく見てみたところ、2匹星になっていました。
やはり、針子は飼育は難しということですね。
サイズ的に小さい針子でしたので、もしかしたら1週間とか後追いで生まれたメダカかもしれないと思いました。
なかなか冬場で孵化しなかった卵が3匹孵化した
11/8
卵を取ってから二週間強の期間、孵化しなく諦めていた卵からメダカが3匹孵化しました。
やはり孵化には水温が大事ですね!
水温が温まり易い、小さいプラケースで、昼間は日光にあて冬場ですが25℃くらいの水温を作ってあげたら、孵化しました。
メダカの孵化にも太陽光は重要ですね。
まさかの水温18度の室内飼育でクロメダカが産卵
11/9
冬場になり、もうメダカの産卵は諦めていたのですが、まさかの水温18度で突然クロメダカが産卵しました。
室内飼育では産卵したことがありませんでした。初です。
最近の室内水槽の環境としては
- ヒーターは使用していません
- 水温が徐々に下がってきて18℃
- LEDライトを14時間点灯は継続していました。
- メダカを産卵させるためには餌をたくさんあげるという話でしたが、水槽水面の泡が気になり餌の量を少なくしていました
- 水槽水面の泡が気になり一週間に2回水替えをしました
という状況でした。
黒メダカの成長記録は、以下の記事に記録しています。
5週間後(1ヶ月後以上)針子は1センチ弱に成長
11/12
少し成長が遅いかもですが、
やっとメダカが孵化して一ヶ月が過ぎ、生き延びています^^
ただ、まだ1センチ程度なんですけど、この1センチに満たない針子は冬場は超えれるのかなー?
なので、一部の針子を室内飼育にしました。水温が心配ですからね。
11/14
針子の大きさはバラバラで、一番大きい針子は上の針子より少し大きいくらいですね。
もう、幼魚と言っても良いのかもしれませんね。
上から見ると、まだ針ですけど(-.-;)
【参考】室内飼育と屋外飼育を比べてみた結果(孵化から四か月後)
孵化してから、4か月程度経過しました。
丁度、孵化してから1か月後くらいに、
- 屋外飼育のまま
- 室内飼育(プラケース)
の2つに飼育を分けましたが(11/14~2/20三か月間以上)、その結果
明らかに、室内飼育のメダカ稚魚の方が成長している
感じがします。
室内飼育(プラケース)のメダカ稚魚
屋外飼育のままのメダカ稚魚
- 見た目、明らかに室内のメダカ稚魚の方が大きいです(1.5センチ以上)。
- 屋外のメダカ稚魚は、成長が遅く、まだまだ小さくひょろひょろしています(1センチ強)。
室内飼育のメダカ稚魚の方が肥えている感じがします。
やはり、冬場はメダカ稚魚の成長が遅そうです。
孵化してから11週間(3ヶ月弱)経過 室内メダカは1.5センチ程度になった
室内飼育のメダカは、横見で、もう針子というよりはメダカですね。
サイズとしては、目測で1.5センチくらいです。もう、この小さいプラケースの中に対して、どうやって捕まえたらいいかわからない大きさです。
今までは、スポイドで針子を捕まえていたんですけど。
捕まえることが出来たら、魚のサイズを測れる魚観察用ケースに入れてみたいんですけどね。
プラケースが汚すぎて、メダカの写真が綺麗に撮れなかったんですが、
上見でも、もう針子というより明らかにメダカなのが数匹います。
屋外飼育のメダカは、姿がほとんど見られなくなり、サイズ感もわからない
一方、同期の屋外飼育のメダカの発泡スチロールは、
朝はカチコチに凍るようになりました。
生きてはいるようですが、もう餌はいらない活動量のようです。
まとめ
結果、冬場の室内での針子飼育では、針子の成長は3ヶ月で1.5センチ前後でした。
全部、1センチ以上はありますが、2センチには到達しませんでした。
一般的に、室内飼育環境は、針子は3ヶ月で1.5センチ〜2センチ程度に成長し、
屋外飼育では、3ヶ月で3センチにも成長するメダカもいるそうです。
メダカは、孵化から3ヶ月もすればメダカっぽさがでますね!
いよいよ親メダカの水槽に移してみました 孵化3ヶ月後
孵化から三ヶ月後、1.5センチ位になったメダカの稚魚を、いよいよ大きい親メダカのいる水槽に移してみることにしました。
メダカの稚魚が全滅してしまうと困るので、まずは大きめの一匹を移しました。
もう食べられたりする大きさではないと思いますが、
今までの飼育環境と違い、きれいな水質の中で「親メダカに負けず自ら餌を取って食べていけるか?」の部分が不安でした。
でも、二日後にはちゃんと餌を食べれるようになっていました。
こちらの水槽は、温厚な親メダカばかりなので、いじめ等はないんじゃないかと思っています。
飼育ケースを綺麗にリセットしてみた
今まで、針子の水質を変えるのが怖くて、水替えしかできなかったんですが、
飼育ケースが汚れてきたので、この春先にリセットしてみました!
気持ちいい!
綺麗にリセットしてみました、飼育ケースは掃除しましたが水は変えていないです。
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