俺は、「適材適所で行こうよ」という言葉を仕事でよく使います。
これにより誤解するリーダーや部下もいるかと思いますが、
職場では言えない真意があります。
それは
(駄目な部下、出来ない社員は)適材適所で配置したい
つまり、そういうことです。
入社してきてすぐ、適材適所なんかどこが適材なのか判断が付くわけがありません。
本人が
「ここが私の適所です!」
と言ったとしても、仕事上経験値がひくい新人が仕事のすべてなんてわかるわけもないわけです。
なので、仕事での適材適所の真意は
一通り仕事をしてきた前提での適材適所です。
香車
だいたい出来る社員は、どんな仕事をさせても
普通程度はこなしますからね。
まずは一通り根気よく仕事をさせる
ちょっとやったから
- 仕事をした
- この仕事は向いていない
はダメです。自分での判断はダメなんです。
給与をもらって職場で働いているので、管理職が判断します。
人が嫌なことをするのが仕事(=給与をもらう)ことだと思いますし、
体育会系のノリではありませんが、練習していればそのうち芽が出ることもあります。
まあサラリーマンの仕事は所詮は替えが効く、誰でも出来る仕事なんですから。
それでもダメだった場合に仕方なく「適材適所」という言葉を使います
正直、仕事で使う適材適所には二種類のパターンがあります。
- 一通りの仕事が普通以上できるけど、この適所では秀でている
- 何処もまともな仕事が出来ないけど、この仕事がゆいいつ何とか許せるレベルまで出来る
前者で適材適所を使うことはないですね。
前者はほとんどなんでも出来るので、何でも助けられるスーパーマンになってくれます。
仕事上で「適材適所」という言葉を使う時は、実は後者の残念なケース
だと思った方が良いでしょう。
所詮は雇われ身のサラリーマンだし、タダで食わせるわけにもいかないので、
猫の手でも借りるつもりで、仕事をしった(仕事をさせた)方が良いということです。
香車
あと、うつで病んでしまった人も残念ながら
適材適所で働いてもらうしかないです。
うつは、何が原因かもわからないですからね。
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