40歳代まで、ずっとサラリーマンをやってきましたが、
会社の役職で偉い順がさっぱりわかりません笑。
今回、会社の役職偉い順をまとめてみました。
会社の中で、誰が誰よりも偉いのか、気を使いながら話しましょう笑。
実は会社法で役員が定められている!!
- 一般的に役員とは「経営者」か「従業員」かの話で「経営者」のこと。
- 役員か否かは、取締役会に出席し、議決権を持つか否か。
- 役員は会社法で、「取締役」「会計参与」「監査役又は執行役」のどれかである。
- 社長や副社長、専務や常務、執行役員の役職にあっても「取締役」「会計参与」「監査役又は執行役」でなければ、それは役員ではない。
日本の会社法における「役員」は、取締役・会計参与・監査役を指す(329条)。
役員 (会社) – Wikipedia
会社法施行規則では、役員に加えて、執行役・理事・監事などを含めている。一般的には、それよりも広く執行役員までを含めて解釈されることが多いが、これらは会社法の「役員ではない」ことに留意すべきである。
私の会社では、理事は役員なんですが、
会社法では、理事は役員ではなかったんですね。
会社法では取締役から、1名以上代表取締役を設置するルールがあります。
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- 取締役
取締役は業務執行の意思決定を担う役割です。取締役は会社法に定められた役職の一つで、各会社に必ず1人以上置く必要があります。- 代表取締役
代表取締役は会社を代表する権限を持つ取締役を指し、取締役会の決議で選任されます。代表取締役という言葉から社長を連想される方がいますが、両者は必ずしも一致しているとは限りません。- 会計参与
会計参与は会社法に規定された役員の一種です。会計のスペシャリストとして、取締役と共同で会計書類を作成します。- 監査役
監査役は会計法上の役員の一種で、取締役の業務執行を監査する役割を担います。取締役の職務に問題はないか独自に調査し、取締役会での報告や不正行為指し止め請求といった権限を持つことが特徴です。
またNPO法でも役員が定められている!!
- 理事(イメージ:運営の中核を担う)と
- 監事(イメージ:団体の運営状況をチェックする)
- 理事3人以上、監事1人以上を置かなければならない
と、定められています。
会社法やNPO法には無い偉い役職(実は定義なし)
世間一般的に、以下の順で偉いとイメージ化されている。特に法律で定義があるわけではない。
- (会長)
- 社長
- 副社長
- 専務、常務、執行役員
- 相談役、顧問
しかし、執行役員は個別の会社が任意で定めているポジションです。
あくまでも事業運営のトップであり、法律上は取締役のような重大な権限を持つというわけではありません。そのため、法律上では、執行役員は従業員という位置付けです。
執行役員とは?取締役との違いは?報酬の扱いは?執行役員制度を導入するメリットとデメリット – あしたの人事オンライン
このようなポジション名は、「執行役員」と言われるようです。そして執行役員は、従業員という位置づけです。
役員と従業員を兼任した名前が最近は多いですね。
執行役員と執行役の違い
執行役員と執行役は、言葉は似ていますが全くの別の立場です。
執行役員とは?取締役との違いは?報酬の扱いは?執行役員制度を導入するメリットとデメリット – あしたの人事オンライン
全部をごちゃまぜで合わせて考えると、会社で偉い順は?
- (代表取締役会長)
- 代表取締役社長
- 代表取締役専務
- 専務取締役
- 常務取締役
- 取締役
- 取締役(非常勤)
- 社外取締役
- 常務監査役
- 監査役
- 執行役員
- 理事
自社にホームページがあり、役員一覧が公開されていれば、
上から順番に偉い順といえます。例えば、世界のトヨタ自動車はリンク先のような感じの偉い人順です。
この下に、本部長、事業部長、部長・・・といった感じに従業員役職が続きます。
役職と、役員名や、いろんな全部がごちゃ混ぜで組み合わさっているため、偉い順が複雑に難しくなっているんですね・・・。
これもきっと、ポストが少ないという本質的ではない理由から、こうなってしまったんでしょうね。
あまり聞かない参与、参事はどれくらい偉い?
参与(さんよ)、参事(さんじ)はどれくらい偉いかといいますと、
役員>参与>参事
です。
参与は、本部長~部長クラス。参事は部長~課長クラスです。
「参事」とかは、字からも見て「主事」とかの上のイメージですが、
参与とかは、歳をいった定年後の部長というイメージもあります(相談役、顧問、参与は似たイメージの偉い順ですね)。
【参考】アメリカの役員は?
経営者層
- 取締役会→業務執行役員
- 代表取締役、監査役は存在しない
従業員層
- 会社の決定で自由にその他の役員の配置を認めている
- 社長=最高経営責任者CEO
- 最高財務責任者CFO(財務役員)はナンバー2
- CTO(最高技術責任者)、CMO(最高マーケティング責任者)などある
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