水草についた藻は取れませんよね、、、
手でいくらとっていてもきりがなく、駆除できません。
そこで藻を駆除する方法を調べ、以下の検証を実施してみました。
- 室内水槽に対し完全遮光
- 屋外メダカケースに対しオキシドール投下
【検証1】一週間完全遮光し水槽の中の藻を駆除する方法
こちらの方法は、いたってシンプル。
水槽のライトを消灯するだけでなく、水槽を一週間真っ暗闇にしてあげる方法です。
元々の水槽のコケ状態
元々の水槽の藻(コケ)の状態は上の写真のような状態でした。
石やアナカリスに線上のコケが付着し、もう水草からとるに取れなくなっている状態でした。
石とかは、物系は、最悪天日干しすればコケをとることが出来ると思いますが、
水草は天日干しもできませんからね。
準備するもの
- ダイソーの3m100円の防草シート
我が家の40センチの水槽では、この防草シートサイズの半分サイズで十分でした。
メダカは完全に遮光すると死んでしまいそうなので、屋外に逃がし、
ドジョウとミナミヌマエビは、完全遮光水槽に残しました。
水槽の完全遮光スタート
水槽に防草シートをかけ、完全遮光をスタートです。
あとは一週間待つだけです。とても簡単なので、水草専用水槽とかだと便利な方法ですね!
私の場合は、生体が一部いるので、毎朝少し餌を投入しています。
生体が生きているかどうかも確認していません(-.-;)
1週間経過後
一週間が経ちましたので、完全遮光の中を覗いてみますと、
- どじょうも
- ミナミヌマエビも
元気でした。
どじょうには、毎日朝に一回餌あげをしていました。
ただ、藻(コケ)は、一週間完全遮光し、どうなっていたかといいますと
まだ完全にコケがなくなっていませんでした。
だいぶコケは少なくなってきたと感じましたけどね。もう少し。
水換えと、少しコケを手で取り、
また、完全遮光状態に戻しました。一週間の完全遮光では足りなかったです。
2週間経過後
かなり綺麗になっていましたが、
残念ながら二週間遮光しても、藻(コケ)は完全になくなっていませんでした。
この方法で、藻(コケ)を完全になくすためには、本当にヤマトヌマエビも必要なのかもしれないと思いました。
ミナミヌマエビは、水槽にいたんですが、
ミナミヌマエビでは駄目でした。
ヤマトヌマエビを5匹追加してもう一度一週間完全遮光した
ヤマトヌマエビを、完全遮光した数日後に投入しました。
タイミングをそろえられたら良かったんですが、完全遮光して3日後に投入しました。
そして、一週間完全遮光をしたのですが、
かなり、水草の藻が取れている感じがしました。
綺麗!!
厳密に見ますと残念ながら、ヒメタニシの殻にまだ藻は残っていましたが、
かなり効果があったように思えました。
一週間完全遮光の場合は、ヤマトヌマエビも追加した方がよいです。
【検証2】メダカの屋外ビオトープにオキシドールを投下し藻を駆除する方法
こちらの方法は少し手間がかかりますが、メダカといった生体を入れたままアオミドロを駆除できる方法になります。
(初めての場合、メダカが心配になりますが)飼育水にオキシドールを投下していく方法になります。
アオミドロといった藻に対し、オキシドールが効果を発揮し、
メダカといった生体やその他の大きな水草には、無害な量のオキシドールを投下する方法です。
元々のビオトープのアオミドロ状態
元々の水槽の藻(アオミドロ)の状態は上の写真のような状態でした。
アマゾンフロッグピットの根っこに、アオミドロが絡みついて、
もうすべての水草からアオミドロを分離負荷の状態でした。
準備するもの
100均で(私の場合、セリア)
- オキシドールと
- 注射器(シリマー)
を購入してきます。
メダカといった生体は、そのまま飼育水に残し検証します。
オキシドール投下方法
水量に対し、投下するオキシドールの量が異なりますので、注意してください。
自分の容器ケースの水量から、投下するオキシドールの量を計算してください。
1リットルの水に対し0.25mlのオキシドールを基準値とします。
- 1日目、1リットルの水に対し0.25mlのオキシドールを投下する。
- 2日目、1リットルの水に対し2倍の0.5mlのオキシドールを投下する。
- 3日目、1リットルの水に対し3倍の0.75mlのオキシドールを投下する。
- 4日目、1リットルの水に対し0.75mlのオキシドールを投下する。
- 5日目、白くなった藻を吸い出しながら1/3程度の水量を水換えする。そして1リットルの水に対し0.75mlのオキシドールを投下する。
- 6日目、1リットルの水に対し0.75mlのオキシドールを投下する。
- 7日目、1リットルの水に対し0.75mlのオキシドールを投下する。
- 8日目、白くなった藻を吸い出しながら1/3程度の水量を水換えする。そして1リットルの水に対し0.75mlのオキシドールを投下する。
- 9日目、様子見しオキシドールの投下を継続するか判断する。
オキシドールの投下は、なるべく藻にかかるように投下すると効果が出やすいです。
上の写真は、3日目のオキシドール投下した時の写真です。
既に、アオミドロが白く枯れていることがわかります。
アマゾンフロッグピットも、若干ダメージを受けていそうな印象ですが、
メダカは(まだ稚魚ですが)、オキシドール投下後の飼育水でも元気に泳いでいました。
1週間経過後
メダカは、オキシドールを入れても元気でした。
ただ、アマゾンフロッグピットは、彼かけている感じでした。
中には、アオミドロと一緒に白くなってしまっているアマゾンフロッグピットもありました。
水換えついでに、アオミドロを取り除こうと、
一回、アマゾンフロッグピットをバケツに移してみましたが、こんな感じの茶色になってしまいました、、、
枯れたアオミドロを、取り除けるだけ網ですくいました。
なかなか大変ですねー。
2週間経過後
かなり綺麗になっていましたが、
残念ながら二週間遮光しても、藻(アオミドロ)は完全になくなっていませんでした。
さらに厄介だったのは、アマゾンフロッグピットも、オキシドールにやられ、枯れてしまっていたことです。
アマゾンフロッグピットが、緑に回復するか、しばらく様子を見ようと思います。
追伸、アマゾンフロッグピットは少し復活した
アマゾンフロッグピットは少し緑色に復活しましたが、
こちらのオキシドール方法では、うまく藻を駆除できたとは言えない結果になりました。
まとめ
方法1の方が綺麗にアオミドロを駆除できました。
ただ、方法2も手軽なので、掃除しつつ駆除にはアリかもしれません。
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