7月ですが猛暑日が続きました。
気温もさることながら、メダカの水温も高く、夏場のメダカ飼育で経験したことを記録していきたいと思います。
Q. 30度以上の水温だとメダカが死んでしまう?
A.
30度以上でも、屋外飼育のメダカは元気でした。
ただし、
40度近くなると、産卵できるくらいの大きさのメダカはポツリポツリと死んでしまいます。
意外にも、全滅とかではないのと、
あと、メダカの赤ちゃんや稚魚の方が高水温にも強い印象です。
ただし、40度はギリギリ未知数です。
40度近くなる置き場所や容器は、対策を練ったほうが良いです。
Q. 水温が高温になる容器は?
A.
まず、黒くて小さい容器は、水温があっという間に高温になりやすいので注意です。
次に、同じ場所に設置し、たとえ水量が多かったとしても、
ダーク系の容器の方が、水温が高温になります。
水温を手で触っただけで、明らかに水温の違いが判ります。
メダカ飼育では、黒い容器が人気だったりしますが、
黒い容器の屋外飼育の場合は、水温が高温化しやすいので置き場所や日陰といった対策が必要です。
最高、42度になっていました。
しかし、メダカは元気でした。
Q メダカは何度まで高温に耐えられる?
1センチ程度の小さめのメダカですが、水温が43度を超えると、いつもと違った行動をとり(水草の合間に身を潜め、身動きを取らなくなる)、
中には死んでしまうメダカもいました(写真の右上)。
さすがに、水温が43度を超えると危険です。
Q. 水温が高温になる設置場所は?
A.
よく言う半日陰が置き場所として理想と言われています。
植物と同じように、西日は避けた方がよいです。
西日は特別強いわけではないですが、
気温が暑い状態に、さらに西日が当たり、暑くなりやすいためです。
半日陰といっても、理想は午前中の11時くらいまで日が当たるような場所が理想のように思っています。もっと日が当たる時間が短くてもよいです。
朝から14時くらい日が当たる場所は、水温が40度近くなりました(-.-;)
半日陰がちょうどよい場所に設置できない場合、影等を作ってあげる工夫をした方が無難そうです。
室内メダカ飼育の場合は?
室内飼育も水温が30度は普通に超えてしまいますが、
室内飼育の場合、水温が40度になる感じはしていません。
やはり、水温は
屋外飼育 > 室内飼育
の印象です。
半日向と半日蔭の違い
- 反日向とは、直射日光は当たりませんが、カーテン越し等で半分日が当っているような場所。
- 半日陰とは、一日のうち数時間(半分くらい)日が当たり、半分くらいは日陰になるような場所。
Q. 30度以上の水温だとミナミヌマエビは死んでしまう?
A.
ミナミヌマエビも、水温が30度くらいならば元気でした。
ただし、
40度近くなると、大きいミナミヌマエビは白くなりポツリポツリと死んでしまいました。
6月7月に誕生したようなウジャウジャいる稚エビは意外にも元気でした。
稚エビは、小さくて死んだのがわかりづらい可能性もありますが、
明らかに数が減った感じはしていないです。
最高、40度くらいに水温がなってしまっていましたが、
ミナミヌマエビは、生き残っていました。
まとめ
- 水温40度はさすがにヤバそうだ。43度で危険。
- 飼育容器の色はダーク系(黒やモスグリーン)を選ばない方がよい。
- 設置場所は半日影が理想。
- それでも水温が40度近くなりそうならばビオトープに影を作る検討したほうが良い
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