「最近、電気代が高くなってきたな~」
と思いましたが、私自身電気代についてしっかり考えたことが無く、知らない状態で電気代が請求されています。
話題のゼロソーラーと現在の電気代の比較するために計算方法を調べてまとめた話です。
ゼロソーラーとは、ソーラーパネルの初期費用0円で設置できるサービスです。いろんな会社が提供していることを知りました。例えば、以下が参考になります。
まずは今現在の電気料金と使用量を知る
私に場合は、中部電力を利用しているのですが、中部電力の場合「カテエネ」というアプリで、電気料金や電気使用量を一年間分まとめてみることが出来ます。
紙の時代よりもデジタルになり便利になりましたね~
例えば、私の家での今月の電気代を調べてみますと、
なんとこの夏14,902円!!
高っ(-.-;)
少し前まで、月当たり1万円程度の印象だったんですけど、
ロシアの影響で、電気代が上がっているんでしょうね(-.-;)
まだ、来年2023年の春先には2割くらい電気代がアップするんじゃないかという国の噂ですね。(現在2022/10/1)
電気の使用量は407kWhですね。
電気代の明細を知る
次に、この月の電気代明細を見てみましょう。
こんな感じです。
電気代に関わるワードは、基本
- 基本料金
- 電力料金 1段料金、2段料金、3段料金
- 再エネ発電機促進賦課金
だということがわかります。
これらを電気利用単価表から計算していってみましょう!
電気利用単価表から電気代を計算してみる
2022/10現時点の中部電力の電気料金単価表を使って、実際の私の電気代を再計算してみます。
基本料金
私の場合、電気代の明細より基本料金は1,430円です。つまり50Aの契約です。
この部分はわかりやすいですよね。
電気量の計算でわかりにくいのは、ここから先です。
電力量料金
電気量料金は、階段式に計算されます。
具体的に計算してみますと、私の場合は、この月使用した電気量が407kWhなので、
- 120kWh × 21.04円 = 2,568円 (0~120kWhまでの計算)
- 180kWh × 25.51円 = 4,591.8円 (120kWh~300kWhまでの計算)
- 107kWh × 28.46円 = 3,045.22円 (300kWh~407kWhまでの計算)
合計 10,205.02円
あれ?電気代の明細と一致していないじゃん?
と思われるんですけど、
燃料費調整単価と再エネ発電促進賦課金
これに燃料費調整単価を足す必要があります。
- 407kWh × 5.06円 = 2,059.42円
さらに、再エネ発電促進賦課金を足す必要があります。
- 407kWh × 3.45円 = 1,404.15円
合計
これらを全部足しますと、
- 1,403円(基本料金)+(10,205.02円+2,059.42円)(電気量料金)+1,404.15円(再エネ発電促進賦課金)= 15,071.59円
- 15071.59円 ー 153円(おとく割) =14,918.59円
計算で完全一致!!
まとめ
つまり、燃料費調整単価と再エネ発電促進賦課金も、使用した電量に比例して料金が発生するので(全体にかかるので)、
実質、電力量単価は
- 0~120kWh: 21.04円+5.06円+3.45円=29.55円
- 120~300kWh: 25.51円+5.06円+3.45円=34.02円
- 300kWh~: 28.46円+5.06円+3.45円=36.97円
と言えます。
燃料費調整単価はマイナスになることもある
燃料費調整単価どころか、再エネ発電促進賦課金も変動しているんですね。
一年前は、燃料費調整単価はマイナスだったようです。
仮に、一年前に燃料費調整単価は-5円だったとすると
- 0~120kWh: 21.04円ー5円+3.45円=19.49円
- 120~300kWh: 25.51円ー5円+3.45円=23.96円
- 300kWh~: 28.46円ー5円+3.45円=26.91円
と言えます、安っ!
過去五年の燃料費調整単価
過去五年で見ますと、燃料費調整単価の中央値はざっと、
-3円くらいですね。
そう考えると、ゼロソーラーの単価は、過去五年の統計を見ますと理想は26円/kWhくらいだったらいいなーと思いました。
なるほど、電気代の計算方法のしくみの話でした。
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