ふと気が付いたのですが、俺が中間管理職にいら立ちを覚えるのは、きっと「サラリーマン」と「ビジネスマン」の違いからなのかなと思いました。
- 上司である中間管理職は「サラリーマン」であり
- 俺が求めているのは「ビジネスマン」である
この認識や立ち位置の違いから違いから、衝突が生れているのはないかと思いました。考え方や重きを置ている場所が違うのにテリトリーが同じなので衝突をしやすいのだと思います。
では、サラリーマンとビジネスマンはどう違うのでしょうか?
「サラリーマン」と「ビジネスマン」の違いとは一体何なのでしょうか?
明確な定義は存在しないと思います。
言葉の意味からのイメージや印象の違いがあります。それを説明ます。
サラリーマンとは?(直訳で給与男)
サラリーマン(Salaryman)は実は和製英語です。つまり、日本で生まれた言葉です。
雇用主から給与(Salary)を得て生活している男(Man)という意味です。
Salaryの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
つまり、言葉の意味から「給与をもらうために働く男」というイメージです。
「給与」が強く、イメージにありますね。
「サラリーマン」を国語辞典(デジタル大辞泉)で意味を調べますと、
給料で生活する人。月給取り。勤め人。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3/#jn-89656
一方、ビジネスマンとは?(直訳で仕事男)
ビジネスマンは、英語でもある言葉です。
本来実業家や経営者をさします。
言葉のイメージは「ビジネス」が強いイメージですね。ビジネスにはいろんな意味合いがありますが、「仕事」「実業」「事業」「商売」「取引」というような意味があります。
businessの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
「ビジネスマン」を国語辞典(デジタル大辞泉)で意味を調べますと、
事業を営む人。実業家。
会社員。特に、事務系の仕事をする人。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3/#jn-184573
【参考】会社員とは?
「会社員」を国語辞典(デジタル大辞泉)で意味を調べますと、
会社に雇われ、働いている人。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%93%A1/#jn-36033
何か、言葉が近しくてループしたイメージになりましたね。
ビジネスマン → 会社員 → サラリーマン
正直、会社員は比較している軸(※)が違うので、少し置いておいて、
全部近しい言葉なのですが、微妙に受け取った時に意味の範囲からイメージが異なります。
※ サラリーマンとビジネスマンは、「マン=人」が主軸の言葉ですが、会社員は「員=どの組織にぞ属している人か」の言葉です。なので、会社員とか公務員とかは、「組織」が主軸の言葉になります。
【まとめ】ビジネスマンとサラリーマンの違いは言葉から受けるイメージ・印象が異なる
ざっくり
- サラリーマンは、お給料のために働いている人です。
給料(会社内からのお金)がもらえればどんな指示にも従い、歯車のように働きます。 - ビジネスマンは、商売のために働いている人です。
お金(会社の外から得るお金)を稼ぐためにどう動くか考えて行動しています。
これが俺のブログでは俺と、俺の中間管理職の違いですね。俺はビジネスマンとしてどう動くべきかを考えているが、中間管理職はサラリーマンの上司としてどう歯車であるべきかを語ります。
目的が違うので、普通かみ合わないですね・・・。
また、サラリーマンは雇われていないと駄目ですが、ビジネスマンは雇われている必要はありません。
もう一つ興味深い点は、サラリーマンはたいてい、組織に属しています。例えば、会社という組織だったり。そのため、組織としての生き方や人間関係を意識しなければなりません。
「その組織の中では偉いけど、それがその組織外(大きく言えば他社や経済社会に)にどれだけの影響力を持っているのか?」と考えてみると、その価値について気が付くかもしれませんね。
ビジネスマンとサラリーマンは絵で描くと以下のようなイメージになります。
※ 男性・女性の意味合いの言葉は無視し「マン=男性も女性も」として見ています。またイメージです。
このブログのタイトルは「サラリーマン」と書いていましたが、
こんな「サラリーマン」と「ビジネスマン」の違いを考えながら、「ブログのタイトルを変えような」なんて考えたりしています。例えば、
「サラリーマンからビジネスマンへ」とか
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