よく、
「中間管理職(課長・部長)はつらいんだよ」
なんて言葉や愚痴を聞きますが、
正直、自分は、「中間管理職の能力が足りないからじゃない?」って思います。
香車
かくいう、自分も後発の中間管理職なんですけど、
先発の中間管理職の能力のなさに、嫌な思いをしています。
中間管理職がつらいと思われている事象ランキング
- 板挟みになるとき
- 部下を指導する時
- 仕事が多岐にわたる時
- 責任を取らされる時
- 納得できない指示を部下に伝える時
- 意見が通らない時
- 上から無理難題をふられた時
- 部下の不満を聞く時
「中間管理職ってつらいなぁ」と思う瞬間ランキング:仕事の悩みの相談相手は「いない」(1/2 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン
こんな項目があげられるんですけど、
自分よりも給与を多くもらっている、中間管理職Tのスキルを上記「中間管理職がつらいと言われる」事象と対比してみますと、
先輩中間管理職Tのスキル。リスク管理能力(回避、軽減、転嫁、受容)
自分の元上司の中間管理職Tの行動について紹介します。
正直、全然尊敬していないですし、自分は上司としては認めていません笑。
ただ、以下の箇条書きで中間管理職Tの行動を整理し、よーく考えると中間管理職として立派なスキルがあるんですよね~。
- 板挟みになるとき(転嫁)
→ 基本、(中間管理職から見て)部下だけもしくは上司だけとそれぞれと個別に話し合いをし、全く自分の考えはなく、「上司がこう言っているから仕方ないんだよ」と言う。※部下の意見は可能な限り黙殺する。
部下と上司が同席の打ち合わせに入った場合は、終始無言を貫きとおす。
- 部下を指導する時(回避)
→部下を直接は指導しない。誰かに指導させることで回避。 - 仕事が多岐にわたる時(回避)
→自分の仕事が忙しい不利をして回避。しかも自分の仕事のアウトプットも実績も日報も残さない。 - 責任を取らされる時(転嫁)
→言い訳をし、責任転嫁する。これが中間管理職Tの唯一ある意味尊敬できるスキル(笑) - 納得できない指示を部下に伝える時(回避)
→部下を直接は指導しない。誰かに指導させることで回避。 - 意見が通らない時(無し)
→自分に意見はない、強い方の見方。 - 上から無理難題をふられた時(転嫁)
→自分の事だとは思わないで上から他人事のようなコメントをし関わらない。そもそも、その上司も無理難題をTには振らない。 - 部下の不満を聞く時(軽減)
→聞いているようで、リモートワークに乗じてまったく聞いていない。部下の不満は基本的にはまともに対応せずに黙殺する。
つまり、リスク管理の回避、軽減、転嫁、受容において、
回避と転嫁スキルが高い!
と言えます。
いいなー、
こんな仕事の姿勢で自分より高い給与をもらっているんだからな~。
でも、社内で昇進するためには上司様様のこういう生き方も必要だという、悲しい事実ですね。部下を犠牲にして、良い所だけを上司に見せる技術。
香車
まあ、その中間管理職Tの上司も、全く人が見えていない
盲目だし言えない・指導できないのが悪いんですけどね。
「部下をちゃんと能力で評価できない、言えない、指導できない(かわいそうで)」
これが年功序列っていう仕組みですね。
仕事(適切に評価する人事)に、「かわいそう」を持ち込まれたら、もう終わりですね。(組織や部下の方がかわいそうです)
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