私の場合は仕事でよく伝えることをするのですが、相手に伝えることって非常に難しいですよね。
でも、逆に私の場合は、声が出なくなったら仕事は半分以下もできないと思いました。
「伝える」と「説明」は、どう違うのでしょうか?
仕事で「伝える」ことと「説明」の違いは?
一つ違いがイメージ的な違いがあるのは、
- 一から十まで全部説明する人と
- ポイントを押さえ思っていることを伝える人
がいます。
いちから全部説明する人は、相手に飽きられたり疲れさせたりすることを感じます。
いちから全部を伝える人は、仕事のデキナイ人が多いです。
ポイントを抑えて伝えるとはどこなのか?
仕事でとある事象が起きたり、製品説明をしたりするときに、
全部を平たく全部説明する
場合、それは人である必要がないと思います。
ではやっぱり、人が説明するということは、どういうことかというと、
その人をフィルタに通した結果のポイントだけ説明することだと思います。
全部の事象 → その人 → 相手
その人がいる意味は、その人が「全部の事象」を通して「思ったことや」「感動したこと」
もしくは、「言いたいこと」や「良いと思ったこと」を一つに絞っていうのが(一つに絞る)、最も伝わりますね。
まあ、正直一つに絞るのは難しいかもですが、なるべく焦点が絞られた伝え方が、
人が人にものを伝える
ってことだと思います。
「今回、相手に伝えたいことは何なのか」
の目的を考え抜いて、できるだけ短い言葉で伝える必要のが良いです。
お客さんにプロが聞く「ヒアリング」という行為でも2種類のタイプの人がいる
私の仕事では、お客さんに聞くという「ヒアリング」という行為があります。
このヒアリングをする人でも、2つのタイプに別れます。
- ただ一から十まで平たく全部質問するタイプと
- プロとしてフィルタリングしたポイントだけ質問するタイプ
です。
どちらが、そのプロの人がいてくれることの「価値がある」と感じる行為でしょうか?
全部を質問する行為というのは、質問忘れもなく、無難で完璧な行為のように思われますが、
正直、その人でなくても出来る行為なので、「人」である必要がなくなると思うのでプロではないと思います。
機械でも、聞いたこと答えを人って、聞く順番を変えたり、不要な質問をしなくするようなヒアリングフローはできます。
しかし、それは人が人にするヒアリングである必要を感じませんね。
【まとめ】人が人に伝えたりヒアリングするには?
詰まるところ、
- 相手の聞きたいことを想像したり探りながら話したり
- 自分というフィルタ装置を通過させ加工して(今回伝えたいことはなんなのかの目的を考え)伝えること
に意味があるんだと思います。
言いたいことは何なのさ、聞きたいことは何なのさ、だけです。特に仕事では。
そして、わかりやすく伝えるには、なるべく言葉を短くする(余分な説明を省き)必要がり、
相手の記憶に残らせるには、なるべくインパクトのある言葉を使うってことだと思います。
やっぱり、シンプルイズベストなんですね。
【参考】結論から話すというその心は「言いたいことは何なのか」
よく、
- 結論から話すとか
- 結果から話す
とかという技術があるんですが、これは
事実や事象の結果から話すというよりは、
相手に伝えたいことや聞きたいことの、「この目的の言いたいことは何なのか」の一行から話すってことだと、私は思います。
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