メダカの室内飼育は、メダカの屋外飼育より明らかに難しいと感じています。
室内飼育だと、メダカが簡単に次から次へと死んでしまうんです。
何故なのでしょうか?その経験をまとめたいと思います。
私は、メダカを室内の水槽で飼育しています(2つの水槽)。
また屋外でもビオトープを作り飼育しています(5個)。
まず、簡単にメダカ飼育を行いたい場合は、飼育が簡単な屋外飼育をお勧めします。
難しいと言っているのは
- メダカの屋外飼育と比べて
- メダカ以外の捕まえてきた川魚と比べて
です。
メダカの室内飼育と屋外飼育の差
メダカの屋外飼育は、ほっといてもメダカが飼育できます。
そのため、メダカは飼育するのが簡単な魚と言われていますが、メダカの室内飼育は、非常に難しいです。
屋外飼育と室内飼育の環境差にメダカの飼育のヒントがあるということです。
簡単にあげられるポイントは、
- 日光の差
- ろ過フィルタの水流の差
- 水替えの差
- 餌のやりすぎ
です。
メダカ飼育初心者で、簡単なメダカの飼い方を知りたい場合は、
屋外飼育がおすすめです。
メダカ飼育には光がとても大切!
まず、メダカは光が無いと生きていけないとのことでした。なので、屋外飼育の方が簡単だという話でした。
メダカも日光を浴びることでビタミンAやビタミンDを作りだすことができます。 ということは、屋内でメダカを飼育すると日光を浴びることができない(紫外線を浴びる量が減る)ので、必然的にメダカの体は弱くなります。
https://oitamedakabiyori.com/blog/cat57/led-1.html
初めてメダカを飼育した時、メダカがどんどん死んでいくのは、いろいろ調べたところ
- ライトのせいか
- 水流のせいか
だと思い、試行錯誤していました。
ということで、初めは太陽光にも匹敵するような水草用の明るいLEDライトを導入しました。
この時くらいからメダカの飼育が安定し始めたんですけど、
結果的には、もっと暗いLEDライトで十分でした。
この時導入したLEDライトは、我が家で一番明るい光でした笑。
しかし、メダカの産卵させるためには長時間ライトアップしなければならず、あっという間にコケまみれになってしまいましたorz
今では、この時のLEDライトの4分の1のルーメン(250ルーメン)のライトを使用しています。
メダカは水流に弱い?ろ過フィルター
メダカは田んぼや水路とか比較的流れのないところに住んでいます。水流が苦手ということでした。
メダカは水流があると泳ぎ疲れて痩せてしまうので、ろ過フィルターを使用しない、もしくは、使用する場合には水流の弱いものや水流を調節できるものを選びましょう。
http://www.kamihata-online.com/shop/pages/05gf0004syuminomedaka-2howto.aspx
なので、外掛けフィルターの水流を極端に弱くする工夫をしてみました。
それにより、メダカが元気になってきた気がしましたが、
今度はろ過能力が落ちて来たのか、水槽水面に泡が出たり、時々メダカが死んでしまったりしました。
結果的に今は、外掛けフィルターの最小の水流にして今は飼育しています。これくらいの水流は問題ないようです。
暖かくなってきたら(5月以降)、水の中の酸素量が減ってきますので、(屋外飼育とは異なり)エアレーションは必須です。
【重要】メダカは水槽の水換えのタイミングで死にやすい
メダカ初心者だった私の、メダカ飼育が上手くいかなかった原因は、これが一番の原因だったと思っています、
私はメダカ飼育は初めてでしたが、川魚は水槽で何年も飼育している経験がありました。
メダカ飼育と、メダカより大きい川魚飼育の違いはここだと思います。
水槽の水換え時の水温差です。水温の変化です。
私は、今まで
- 水槽の水温と
- 水替え用の水の水温(例えば、カルキを抜いた冷たい水道水とか)
を意識せずに、水を入れていたのですが、
この二つの水に水温差があると、水換え時に急に水槽の水温が変わり、その水温変化にメダカが徐々に元気がなくなり弱っていました。
水替えした、その日に死んでしまうことはないのですが、数日後くらいに元気がなくなり(水底でじっとしていたり)その後急に死んでしまいます。
今では、この水替えの時の水温差が無くなるように、水替えする水は最低一日水槽の近くに汲み置き水温差をなくしてから水槽の水替えをしています。
これを気にするようになってから、メダカが死ぬことは大分少なくなりました。
【重要】餌のやりすぎに注意
メダカは、人を見ると寄って来たり、餌をパクパク食べるので可愛くてついつい餌を多く挙げてしまうんですよねー。
特に室内飼育の場合、メダカの餌の食いつきが違います。
屋外飼育の場合は、他に餌があるのか、餌の食いつきはあんまりです
他にも、
- 冬越しさせるためには餌をたくさんあげメダカを太らせといたほうが良いとか
- メダカが産卵するためには餌を一日5回くらい上げた方が良いとか
いう話があったため、こまめにたくさん餌をあげていたのですが、これが間違いでした。
水面上からメダカの餌を見ると、それほどメダカに餌をあげているつもりはなかったんですけど、
同じ餌の量なのに水面下からメダカの餌を見ると、餌をいっぱいだったりします。まるで、雪のようでした・・・。
これでは水質が汚れそうですねorz
水温が高い(25℃とか)と、たくさん食べるんですよねー。
食べ残しが無いと思っても、やはり水質はどんどん悪くなるようです。
餌は、一日2回程度でも十分でした。その状況下でのメダカも産卵しました。
一回に与える餌の量も、かなり減らしています。メダカ一匹当たり、メダカの目玉の大きさ程度で十分という話もあります(私はもう少し多めの、目玉の2倍か3倍あげていますけど、かわいくて笑)
ポイントは、屋外飼育よりも室内飼育の方が餌は少なめにすることだと考えています。
水換え回数
室内飼育では、水替えもこまめに行ったほうが良いです。
太陽光による殺菌作用がないためか、夏場は水が傷みやすいです。
水が痛むと、メダカの死につながります。
- 冬場(水温10度程度)は水替えは3週間に一回程度で
- 夏場(水温20度以上。5月くらいから)は水替えを週一回程度
目安に実施しましょう。
水質が痛まない工夫ができていれば(餌のあげすぎとかがない)、
夏場も水替えが2週間に一回でも大丈夫かもですが、リスクをとるよりも、
毎週水替えするのが安心です。
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