近所の川で捕まえて来た、何ヌマエビが変わらないヌマエビをビオトープで飼育していました。
そのヌマエビが、ビオトープで産卵した時の話です。
11/17 ヌマエビの産卵(ビオトープ)
ミナミヌマエビだと思っていたんですが、何か卵の感じがミナミヌマエビと違いました。
日本の川によくいるヌマエビの種類は
- トゲナシヌマエビ(繁殖は汽水)
- ミナミヌマエビ(繁殖は淡水)
- ヤマトヌマエビ(繁殖は汽水)
- ミゾレヌマエビ(繁殖は汽水)
- ヒメヌマエビ(繁殖は汽水)
だそうですが、
淡水で繁殖できるのはミナミヌマエビしかいない
んですね。
これらのヌマエビは、汽水に生息し産卵するわけではなく、放出した卵(ゾエア。ゾエアは2日間程度は淡水でも問題ないそうです)が汽水域に流れ着き、そこで孵化するそうです。
11/19 産卵していた卵はなくなってしまいました(ビオトープ)
いつのまにか、ビオトープで産卵していたヌマエビの卵は無くなっていました。
そして、周りに稚エビらしき姿も無かったです・・・。
こちらのヌマエビは、ミナミヌマエビでは無かったのかもしれませんねorz
いつか、ヌマエビの種類も見極めれるようになったらいいなと思いました。
3週間経ってもやっぱり稚エビの姿はなかった(ビオトープ)
12/9
親エビが卵を無くしてから、3週間経ちましたが、やっぱり稚エビの姿はビオトープ内にありませんでした。
ミナミヌマエビの繁殖のときは、一週間以内には稚エビの姿か確認できたし、
二週間も経てば、エビとして明らかに見える状態でした。
やっぱり、今回川で捕まえて来たヌマエビは、ミナミヌマエビでは無かったんですねorz
ミナミヌマエビとヤマトヌマエビの見極め方
ミナミヌマエビは、尾びれに点々がないですが、
ヤマトヌマエビは、尾びれに点々があります。
むしろ何よりも決定打「体の点々」がヤマトヌマエビの証。
よく見て!!接近してよくよく見て!!点々あるでしょ?一列に並んだ点々が何列も。そうです。それがヤマトヌマエビ。ミナミヌマエビには点々はありません。
https://www.aqualassic.com/minami_yamato/
ということは、今回川で取ってきたヌマエビは、ヤマトヌマエビではありませんね。
室内水槽でも川で捕まえたヌマエビが産卵した
室内水槽下でも、同じく川で捕まえて来た別のヌマエビが産卵しました。
今度は、稚エビを観察したいと思い、メダカの稚魚に使用していた産卵ネットを使用し、隔離しました。
産卵ネットでヌマエビを産卵させようとするとエビが脱出する
ヌマエビは抱卵期間が長く、いつ稚エビが出てくるのかわからないのですが、
メダカ用の産卵ネットを一つあけ、抱卵したヌマエビを入れておきました。
しかし、一週間に一回以下くらいで、いつの間にかヌマエビが産卵ネットを脱出してしまうんですよね。
たぶん、飛び跳ね脱出しているんだと思います。
ヌマエビの産卵には、産卵ネットは向いていないようです。
(ビオトープでも一回脱出されました)
気休めかもしれませんが、ヌマエビが脱走しないように、
(ビオトープ実績で)ヌマエビが大好きだった産卵床を入れておきました。
室内飼育の川エビが稚エビを産んだ
上の写真は12/24の写真なんですが、厳密には12/22に親エビが稚エビを生みました。
稚エビが2日間、(汽水ではなく)淡水環境で生きれているということは、ミナミヌマエビだったようですね。
あと、稚エビにはメダカ用の産卵床がめちゃめちゃ相性良さそうです!
と、思っていたのにまさかの
12/29、稚エビが全滅。
サテライトで飼育していた購入したミナミヌマエビの稚エビは、何も世話をしなくてもほぼ生き残りましたからね・・・。
ということは、川で捕まえたヌマエビの正体はミナミヌマエビではなかったようです。(結論)悲しいですね(T-T)
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