サラリーマンの出世のコツ。ついに会社での昇格・昇進の真理にたどり着いた!

実体験から、会社世界でサラリーマンが出世するにはどうしたらいいか?どうしたら良かったのか?を考えてきましたが、そして今も今からどうすべきかを考えていますが、

「まさにそうだな」

という心理にたどり着きました。これは日本企業での話です。

まあ、俺の場合は「今頃」(俺は40代)気づいても、会社の仕組み上(人事制度上)手遅れだったんですけどね(目指していた役員までたどり着くのは)。

もしも社会人になり会社の中で出世を意識しているなら、この事実をみんなに知っておいて欲しい。ピータードラッカーの出世格言

現実は企業ドラマとは違う。部下が無能な上司を倒し、乗り越えて地位を得るということは起こらない。
上司が昇進できなければ、部下はその上司の後ろで立ち往生するだけである。たとえ上司が無能や失敗のため更迭されても、有能な次席があとを継ぐことはない。外から来る者が後を継ぐ。その上その新しい上司は息のかかった有能な若者たちを連れてくる。
したがって、優秀な上司、昇進の早い上司を持つことほど、部下にとって助けとなるものはない。

経営者の条件 by ピーター・ドラッカー

かの有名なピータードラッカーが出世について語っていましたが、まさにこの通りです。まさにこれが日本の会社の、サラリーマンの出世の真理です。

出世しない上司の下に付くと出世できません!

早ければ20代から考えてもらっても良いですが、遅くても30代前半にはこの真実に気が付かないと取り返しは難しいでしょう・・・。

運と言いますと、厳密に言いますと少し違うかもしれませんが、どこに配属されるかが大きなポイントになります。仮に、俺みたくその仕事は好きだけど、上司は全然出世しないダメ上司の場合、

  • 好きな仕事を取るか
  • ダメな上司から離れ別の仕事に就くか

の、二択になります。

配属された部署の上司の見極めは、非常に重要となります!

仮にこの配属が平等だった場合も、ある程度出世した先は経済学的には運です。

俺のサラリーマン人生の出世失敗談

俺は、40歳前にこの心理に気が付きました。
俺は、その部署に来るまでは何も出世を意識もせずに順調に評価され順当に進んでいました。そして、今思えば現在の部署に転部してから狂いました。俺の失敗談について語ります。

まずは昇進しない出来ない上司を無視し相手にしていなかった

この間、5年くらいでしょうか。
実力があれば、会社と言うものはきっと正当に評価してくれると信じていたのです。

しかし、その間、その出来ない上司は、

  • 出来るつもりで偉そうな態度を俺にしてくるし
  • 更にその上司の上司にはヘコヘコ犬のように言いなりでした

と、とても信じてついて行けるような先輩では無かったので、ほぼ言うことも無視していて相手にしていませんでした。
まあ、これでも俺は仕事としてお客さんには評価されていましたし、仕事は好きですし、この頃の俺は出世が少し遅いけど、その分抱える責任ものも少ないわけで仕事に集中でき満足していました。

結果:会社は何も見えていなかったのです。というか、部下や育成に興味がなく見ていませんね。
(出来そうな中堅どころを中途で雇い、でもそれほど出来ずに高齢化だけしていた)

そしてその昇進の遅い上司を昇進させようと、陰でそいつの成果を上げるよう俺の成果をくれてあげてきましたが・・・。

この無駄な期間もたぶん5年はありました。こんな無駄な行動は辞めましょう。俺だけで十分です。

その期間も結局無駄でした。上司は、出来ない奴は出来ないです、変わらないです。
(実際は今ではちょっとは変わり、俺に追い越され、仕事が出来ない事を受け入れいい奴にはなったんですけど)

結果:俺の会社では、昇格には

  • バカな上司のさらに上司への推薦だけでなく、
  • 無駄な昇格試験が存在し、

いくら仕事の成果を俺があげてあげても、その上司自信、テストに受からなければ昇格出来ないんです。

最後にその昇進の遅い上司が全然できなく、それを評価している上司の上司も悪いと真っ向勝負

同期や後輩のみんなより明らかに遅れました。
こちらは結果はとどめは早かったですが、どう上に伝えるかの手段を模索したり、一年に一回人事制度によりその伝えていた上司の上司が変わってしま行ったり、で、こちらも少しずつの行動だったため2年くらいかかりました。しかし、結果的には最後の一撃が全てだったと思います。

ここまでくる間、5年くらいに上司たちが逃げ出すような嫌な仕事もやり、会社に俺には実力がるという実績も示してきました。会社が困ったときに給与の少ない俺を頼るようになってきました(俺としては最悪です。こんな苦労をしないで昇進していて逃げているだけの奴らもたくさんいるわけで損している気分です)。

結果、その上司も追い抜け一歩進んだんですが、ここまでくるのに恵まれた上司の下の人に比べ10年以上は後れを取りました、、、

元上司を追い抜かしましたが、その上の上司も結局出世しない出来ないタイプでした

笑っちゃうしかないですよね。笑

サラリーマンといのは、会社というのは、
得てしてそういう組織構造です。負の連鎖です。

結果、俺の今の心境と状況はというと

うちの会社の昇進・昇格の規約上、普通にはどんなに頑張っても10年はさすがに取り返せないルールなので、逆算し、これはオワタという状態が俺です。
頑張って働く気にはならないですよね。同じ会社の中で「俺より楽して」「俺より良い給与をもらっている」出来ない奴らがいるわけです。周りにたくさん・・・。

まだ定年まで10年以上サラリーマンの人生が残っているのにですが、役職定年の年齢を考えると、明らかに目標までたどり着かず、普通に考えると「オワタ」な俺です・・・。

さてさて、それでどうしたものか?どうしようかな?と言うのが今の俺の状況です。仕事はもうやめるには遅いので辞めません、後は、

  • この”ある世界”の中でどれだけ甘い汁を吸えるか
  • もしくはこれからの後輩は俺のようにならないように犠牲になってやるか

ですね。

ピータードラッカーの出世の格言

俺は、自らの人生をかけて、気が付いた事実でしたが、
ピータードラッカーの本を読んでいれば、スタート時点から気づけた事実だった。

そして、ピータードラッカーがこんな風にも今の俺に対し
出世について、語ってくれていました。

組織が腐っているとき、自分が所を得ていないとき、あるいは成果が認められないときには、辞めることが正しい道である。出世はたいした問題ではない

(P・F・ドラッカー『非営利組織の経営』)

まとめ:実力だけでは上にはあがれない(出世できない)

出世のコツのまとめとしては、

  • (普通の)実力だけでは出世できないケースが有る。
  • それでも確実に出世したいなら世渡りを上手に渡る必要がある。

会社でいう世渡りとは、

会社は人間関係なので、会社の体制図や会社のルール(役割と人間関係と関係者の性質を掴む)をしっかり知り、うまくアピールすることです。

会社の上層部も偉いからと全能では全然なく、ドロドロの人間なんです。

ということでした。ちゃんちゃん(T-T)

タイトルとURLをコピーしました